2008年11月13日木曜日

考えが浅いのはなぜ?

考えが浅い。

そう思うことが最近増してきました。
転職して新しい環境になったからだと思いますが。
僕は考え出すと割と根積めてしまって
気がつくと視野が狭くなっているケースが
非常に多いです。

企画を練るときのスタンスとして、
「鳥の目と、虫の目の両方で捉えること」が大切とされています。

ミクロとマクロの視点を持てということ。

僕はせっかちで結論を急ぐあまりに
鳥の目をしばしば忘れてしまいます。

このせっかちさは、
相当に曲者でなかなか治りません。
せっかちさを克服することはなかなか難しいですね。
遺伝ですから。。

きっとそのせっかちさを凌駕する程の
情報処理能力を手に入れることの方が近道かもしれません。
その近道すら長き道のり。。


また、「考えの表裏をひっくり返し続けること」も忘れてはいけないこと。

人は自分が思いついたこと、考えたことが
とてもいとおしく思えるために、
考えを簡単にはひっくり返そうとしません。
むしろ、固執しすぎるあまりに大切なことを見落としてしまったりします。

僕はこれもよくやらかします。
故に意外に安易な落とし穴にハマるケースが頻発するのです。


自分が考えてきた過程もろともリセットして新たな思考を働かせること、
かつそれを猛スピードでこなすこと。

それが今の僕には欠けています。


そんなの何とかなるんだろうか?と狼狽えてしまいますが
自分の限界を日々少しずつ無理して越えてくしかないんでしょうね。


自分のことばかり言ってきましたが
チームプレイの難しさという視点も忘れてはなりません。

ビジネス上のチームには上下関係や損得関係がつきまわるからです。

集団浅慮という言葉があります。
これは心理学の言葉で相当に噛み砕いて言うと、
一人で考えるより大勢で考えた方が
間違った結論に陥りやすいというもの。
これは人間関係という非合理的な要因によるものです。

これを克服するにはどーしたらいーんだろぅ。

なんとなく思うのは、相手のキャラクターをまず理解しなくてはならないということ。
で、信頼関係を築くこと。

でもせっかちな僕はそれが築かれる前に
頭に来て暴言を吐く。
どーでもよくなりさじを投げる。
ということをしてしまうんですね。
こりゃマズイ。

つまりは、一番必要なのは忍耐力ということですかね?

いろんな人がいるのは当たり前ですからね。

ということでツラツラと書きましたが
まだまだ延びシロがあることに気づけたことは
素晴らしいことだなあと
ポジティブにしめようと思いますw