2008年11月23日日曜日

どんぐりの個性。

広告会社にはそれはそれは優秀な人たちがいっぱいいます。
僕が今勤めている会社のマーケティング部隊は
割と似たような人が多いと感じました。

バランス感覚がよい × IQが高い × 草食(がつがつしていない)

全く、MECE(モレなくダブりなく)になっていない
ざっくりとしたものですが。

ここでのバランスとは自己主張しつつも他人の意見を尊重したり、
まじめな話をしつつも、冗談も語れるなどを指します。

上記の背景には育ちの良さがあるのだと思いますが、
言うなれば青春時代の人気者の集まりみたいな感じです。

まさに「どんぐりの背比べ」です。

この環境の中で自分のポジションを
築くためにはどうしたらよいでしょう?

上記にあげた3つの要素で勝負するのは
レッドオーシャン(血の海)でもがくに等しく
労力の割に結果が出にくいと思います。
実際にこの3要素で勝負しようとすると
他のメンバーを必要以上に意識して嫉妬をしたり、
追いつけない自分にもどかしくなり項垂れ、
場合によってはうつ病になってしまうかもしれません。

これはマズい。

でも、このレッドオーシャンで戦ってしまいがちなのが
人間ですよね。注意しなければなりません。

森に落ちているどんぐりが多少大きかったところで
おそらく誰もそれを個性としては捉えないことに
気づかなければなりません。

そこで会社内でのポジションにおいても
レッドオーシャンから離れ、
競争のないブルーオーシャンに飛び込むべきなんでしょうね。

ということで、
自分なりの要素をアピールしなくてはならないわけですが。

そんなものを自分が持ち合わせているのだろうかと
疑わしくなります。

オンリーワンの要素の候補としていろいろ考えられますね。
階層はバラバラですけど。

「やたら厳しい」
「時間厳守」
「朝がやたら早い」
「肉食」
「バカができる」
「すごいこだわり」
「酒ののみっぷりがよい」
「職種をまたぐ」
「行動力がすさまじい」
「プレゼン上手」
「宴会芸のレパートリーが多い」
「人が嫌がる仕事を率先してやる」
「器がでかい」
「自分のことより他人のことを優先する」
「全く媚びない」
「方言」
「視点が豊富」
「経験が豊富」
「知識が豊富」
「趣味がネタになる」
「空気をよむのがうまい」
「努力の鬼」

ん〜〜尽きませんね。

どれを高めてもいいのでしょうけど、
背の高いどんぐりを目指すのではなく、
色の違ったり、形が違ったり、重さが違ったり、
意外性のある個性のあるどんぐりになりたいものですね。

とはいえ焦りは禁物ですね!