2009年7月19日日曜日

第36回日本賞・学生セミナー。



いやあ、実に有意義な時間でした。
http://www.nhk.or.jp/jp-prize/contest/event/seminar2009.html

書き出したらキリが無いですが、
よかったことを箇条書き。

・iKnowのマネタイズはこれからだけど、
 キチンとした脳科学の理論を基に開発されたサービスであることに感心。
 理論とは、反復学習による記憶の定着の支援のこと。

・えいごであそぼPlanetのロケットペン
 応用の範囲が広そう。
 こどものインサイトを的確に捉えている。

・特によかったのはユーフラテス
 佐藤雅彦イズムを完璧に継承している。
 映像を作るときには「新しい手法から考えて作る」そうで、
 「日常にひそむ数理曲線」においては、rotoscopeという手法を採用。
 (「〜数理曲線」はDVD化すべき!)

・彼らの映像が面白い理由を個人的に考えると以下
 -テクノロジーや理論を日常に置き換えて伝える
 -目に見えない普遍的な現象を見せることで腑に落ちる

・これからのゲームは「シリアスゲーム」の時代がくる
 -シリアスゲームとは社会的問題解決型デジタルゲーム
 -アメリカ民主党の政策を伝えるゲームなど
  http://www.activismgame.com/
 -日本では脳トレが先駆け

・ゲームクリエーターの水口哲也氏のコトバが実感が伴っていて
 大変共感できた。
 -ゲームは人間の中にある
 -activeとpassiveは同時におこりえない
 -体験して、自分が面白いと思ったことを通り過ぎないことが大切
 -自主性を促す上で大切な事は「発見」


多くの刺激を頂きました。