2009年10月13日火曜日

「プロデュース能力」という本を読んだ。




考えることを生業としていると、
無性に何も考えずにカタチにしてみたくなったりします。

カタチにしていく上で最近、人のモチベーションを高めつつ
プロジェクトを継続させることの大切さを感じるため、
この本を手に取ってみました。

奇をてらうこともなく、
地に足の着いた、どちらかと言えば地味な本ですが、
とても参考になったし、
こういう机上の空論ではなく
実感の伴った本を読むと
気分がよくなりますね。

で、いくつか抜粋。

◎プロデュース思考の全体像
1.ビジョン
  ・ビジョンは何か?
  ・なぜ、そのビジョンなのか?
2.戦略
  ・コアテーマは何か?
  ・自分に何ができるか?
  ・誰に何をやってもらうか?
3.価値
  ・大義名分は何か?
  ・付加価値は何か?
4.ストーリー

◎プロデュース思考の重要な特徴
1.論理的に飛躍した発想を肯定する
2.心に湧き起こる感情や直感を重視する
3.反対多数でも実行できると考える


やっぱ、3.ですね。
プロデューサーは自分を信じて突き進む
多少のエゴが必要ですね。

一番共感したのはこの部分

プロデュースは、自分のなかにある
自由で遊び好きな子供の要素を大事にして、
大人社会で新しいものを創造したり、
大人社会のおかしなところを変革したり
することを企てる作業だということもできる。

新しいものを創造したり変革を起こしたりする
リーダーシップを「大人」として発揮する
ためには、「子供」の部分を持ち合わせている
ことが必要だ。



やっぱ、
子供のままで良かったんだな!