
最近の若い人たちは心が簡単に折れてしまうと言われています。
かくいう僕も、いともあっさりと折れてしまいがち。
なんとか、
強くならないものかと、そっち系の本をあさっている自体、
なんとも弱っちい感じもしますが、それが現実なんで。。。
で、「世界一受けたい授業」でおなじみの斎藤孝先生の
本を読んでみました。
その名も「折れない心の作り方」。
内容はと言えば、さすがは斎藤先生、
大変示唆に富んだ本です。
その中でも印象に残った部分を一部抜粋しちゃいます。
中途半端な自尊心というのが気になっている。
(中略)自信はないが、自意識は過剰なほど持っていて、
他人からの視線(評価)を終始気にしている。
そんな中途半端さを私は憂いている。
プライドが自分の力にならないからである。
簡単に心が折れてしまう原因の一つとして、
欲望の薄さ、浅さがあると私は考える。
欲望に火がつくことで、それが原動力となる。
なるほど。
このタイプの人って結構いますね。
何せ、僕がまさにこのタイプ。。。
どーも、欲が薄いんです。自意識過剰なくせに。。
出世欲とか金銭欲とかがまるでないんです。。。
ないというよりも、それがないということが美意識みたいな
状況になってます。
今後、心が折れにくくなるように、
もう少し強欲な人間になる必要があるんでしょうね。
もう一つ、アイデンティティというコトバの概念について。
アイデンティティとは、独自の個性をアピールすること、だからこそ、他者との<関係性>や自己の<一貫性>が大切なんだそうです。
発揮することではない。一個の人格として自分が他者と
つながっている要素を尊重するなかで、自己を自己として
確信することだ。
しかし、分かったところで、直すのには随分と時間がかかりそうですね。。。
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